せっせと土を耕し、畝をつくり、きれいに草を抜き、
手をかけて丹精込めてつくることを
生き甲斐とされている人たちも多い。
私の考え方は愛情を込めるという点では同じだが、
そのためにも、できる限り人の手を加えないほうが
むしろ自然界にとって良いと思っている。
だから手本にしたいのは、自然農ですね。
昔に読んだ、故・福岡正信さんのやりかた、
まずは生きた土をつくり、あとやることは種を蒔くだけ。
耕すこともせず、畝も作らず、草もむしらず、虫も殺さず、
肥料もやらずに、作物は雑草や虫と共に健康に育ち、
それを収穫させてもらう。
市民農園などの共同の場では、自分だけこうしたやり方を
するわけにはいかないが、理解ある仲間たちとやる場合や
他から離れた畑でつくるのなら、こうした自然農、
何もしない農法が最も理想的だと思う。
いま借りてる畑は共同の場であり、
土づくりもまだちゃんとできていないし、
ひとつのスタイルに固守しすぎるのもあまり好きではないので
完全な自然農というわけではないけれど、
なるべくそれに近いかたちをめざしたいと思ってる。

現状のやり方をしていく上で大事にしてることは、
水と土づくり。
完全な自然農ともなると、水遣りも自然に任せたまま
なのかもしれないが、いまの私の畑ではそうもいかない。
これからの季節は何もしなくていいが、雨のない夏場を
乗り切るには、朝夕などの水遣りが大切だ。
その際、畑の近くに水場があればとても助かる。
うちの場合は幸いすぐ横に川が流れているので、
水には常に恵まれている。
おまけに立山連峰を眺めながら畑仕事ができる
最高に気持ちのいいロケーションだと思う。

おいしい野菜をつくるには、畑に向いた土づくりを
することが、まず何よりも肝心。
今年は一年目だったので、とにかくいろんな野菜を試すことに
チャレンジしてみたが、来年からは本腰を入れて、
野菜をつくること以上に、土を育ててみたいと思う。
雑草も野菜の残さも家庭の生ゴミも、
すべて土の中で微生物が分解してくれて、
完熟堆肥となっていく。微生物やミミズたちが
縦横無尽に動きまわって土をやわらかく耕してくれる。
いまの季節なら落ち葉やワラやもみ殻、米ぬか
なども一緒に入れて発酵させ、フカフカの堆肥
をつくって、土に肥料と共に漉き込んでいく。
こうして改良された土は、野菜が育ちやすく
病気になりにくくなる。
天気のいい日には、草や野菜の残さやワラを
枯らして燃やし、草木灰をつくる。
これはカリウムを多く含んだ良い肥料でもあるし、
土壌の酸性度を中和する働きもあるし、
虫も近寄りにくくする効果もある。

一昨日に積もった雪もすでに消えていた。
雪の下になる前に、少しの晴れ間を見つけながら
まだしばらく収穫が続けられそうだ。
きょうも結構いろいろと収穫できた。
さっそく今晩の鍋の材料になるのだろう。


古い種も新しい種もハーブも混ぜて作った粘土団子から、マメの苗が育ち始めました。
家庭菜園で、福岡さん川口さんの自然農を取り入れています。9年目になります、
今日は、足跡から着ました。またお邪魔させてください。
コメントありがとうございます。
混ぜて作った粘土団子からマメの苗、いいですね!
もう9年もやっていらっしゃるなら自然農のベテランですね。いろいろ教えてほしいですね〜。
よろしくお願いします。
硝子を始める前は、短大で園芸(小果樹)を学び
バイオの会社で働きました。
最先端で興味深い世界でしたが、あまりに工業的で
人工の効率主義、苦しくなって
高校で志していたものづくりの道へ。
自宅の庭には、主人が工房を建ててしまったので
畑仕事を断念して生ゴミコンポストによる
庭土の改良を楽しんでおります。
自然農、良いですね。
野菜達の姿から、平生の養生が感じられました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
モノづくりは何でもそうですが、手をかけてつくる手づくりがいいですね。作る過程で気持ちがこめられますから。
庭土の改良、土がフカフカしてくるとうれしいですよね!